グロリアの青春

チリの首都サンティアゴを舞台に、58歳のキャリアウーマンの女性が、孤独や更年期を乗り越え前向きに生きていく姿を描いたドラマ。ヌードやベッドシーン も辞さず、主人公のグロリアを演じきったチリのベテラン女優パウリーナ・ガルシアが、2013年・第63回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)を受賞し た。3月1日(土)より公開。(映画.comより)

ストーリー

チリの首都、サンティアゴに住むグロリア(パウリーナ・ガルシア)は、10年以上前に夫と離婚し、息子と娘は独立、58歳になる今、責任ある仕事を担い、時間があれば様々なサークルに参加して独身生活を謳歌していた。ある日、独身の中年男女が集まるダンスホールでロドルフォ(セルヒオ・エルナンデス)という男性と意気投合し、ベッドインする。いつものように一夜限りの関係かと思っていたところ、ロドルフォは正式な交際を申し込んできた。元海軍将校で今や成功したビジネスマンであり、知的センスも持ち合わせるロドルフォはパートナーとして申し分ないように思えたが、1年前に離婚した元妻と娘たちへ仕送りをし、今でも何かにつけ彼女らの面倒を見ていた。二人で会っているときでもひっきりなしにかかってくる娘たちからの電話に応対するロドルフォにグロリアは苛立ちを感じる。そんな中、元夫ガブリエルの夫婦や娘も集まる息子ペドロの誕生パーティにロドルフォを連れだって出席したグロリア。気分を悪くしてしまった彼女をよそに彼は家族たちと楽しげに過ごし、グロリアは黙ってその場を去ってしまう。ロドルフォは謝罪しグロリアも悩んだ末にこれを受け入れるが、その後もロドルフォはグロリアとの時間を優先させようと努めるものの元妻や娘たちのことを放っておけないでいた。優柔不断な彼の態度に業を煮やしたグロリアは、ある行動に打って出る……。(movie.walkerより)

 

 

2014年3月1日公開
製作国 スペイン チリ
配給 トランスフォーマー
上映時間 109分
監督 セバスティアン・レリオ
脚本 セバスティアン・レリオ ゴンサロ・マサ
キャスト パウリーナ・ガルシア セルヒオ・エルナンデス
ディエゴ・フォンテシージャ マルシアル・タグレ ファビオラ・サモーラ
アントニア・サンタ・マリア 他