シークレット・チルドレン

アメリカで映画制作を学んだ中島央監督が、数々の映画賞を獲得した長編デビュー作「Lily」に続いてアメリカで撮りあげたSFヒューマンドラマ。5月10日(土)より公開。(映画.comより)

ストーリー

そう遠くない未来の先進国X。36年前、この国で“シークレット・チルドレン”と呼ばれる3万人のクローンが人間の手によって作り出された。以来、クローンと人間は平和に共存していたが、1年前の政権交代で大統領の座についた独裁者ブルームクイスト(ルイ・デズセラン)が“クローン廃絶運動”を政策として掲げ、事態は一変する。ブルームクイストは国中にいるシークレット・チルドレンの完全絶滅を目指し“クローン監視委員会”を設立。監視委員会の捜査官たちは、国中のいたる所に隠れ逃走するクローンを次から次へと発見しては捕獲、冷酷に廃絶し続けていく。多くのクローンが無残に殺害される中、セドリック(オーガスト・コリエル)とソフィア(ジェイミー・ベルナデッテ)のクローン・カップルは、レジスタンス活動をしながら、仲間を救出し隠れ家に保護する。やがて彼らは政府最大の敵となり、シークレット・チルドレンの間で英雄になっていくのだった。そんな彼らの長年の親友である人間のマックス(アリ・デ・ソーサ)は、スポンサーとして彼らの活動を陰から応援。そして、クローンでありながら人間になる事に強く憧れるギル(サイモン・ソロズ)、逃走生活に強い迷いを感じ始めるクローンの夫婦・ベン(ヴィニー・ダイク)とアンジェラ(マギー・グローブ)、独自のやり方で革命を計画するクローンのランス(マーク・ディポリット)、人間の振りをしてただやり過ごそうとするクローンのカール(アリ・ハースタンド)など、絶滅の危機に瀕したシークレット・チルドレンたちは、それぞれの想いを抱え、最後の賭けに乗り出す。それは生きるためではなく、ただ生き残るための闘いであった……。(movie.walkerより)

ひとこと

日本人の監督のアメリカ映画でクローン人間がテーマというところは惹かれます。日本人でこういう監督さんが居たんですねぇ。

 

 

2014年5月10日公開
製作国 アメリカ
配給 アーク・フィルムズ
上映時間 103分
監督 脚本 中島央
キャスト オーガスト・コリエル ジェイミー・ベルナデッテ
アリ・デ・ソーサ サイモン・ソロズ ルイ・デズセラン
ヴィニー・ダイク マギー・グローブ グスタフ・セイジ
アリ・ハースタンド エレン・モナハン アリーズ・マリー
マーク・ディポリット ギャレット・ワインステイン ダレン・ナッシュ 他